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     2013年  01月の日記
     
 
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 1月28日   だが 気温ひくし 

 家人昨年秋から状態がよくないので 心配しながら 月末の雑事をこなす 先の見えない事態なので my次男と話し合いながら考えている

■ 3・11からおよそ 2年になろうとしている。あのときの自衛隊の統制のとれた被災地の活動は国民の多くが支持することだろう あのときに指揮をとった方の動画があったので 観る 被災地で多くの自衛隊員の活躍を目の当たりにしていたので、今当時を振り返り みても 頭が下がる思いがこみ上げるのであった



 1月27日 晴れ 日射し明るくなり 春めいているが 気温は低く 雪はきをする


 ★ 開沼 博 「『フクシマ』論」著者  2011.10.17
  講演動画をのんびり見る ペンクラブは議事録もつくっていて充実しているサイトだ
 この動画の議事録は無いようだ 
 ★ 放射能汚染シュミレ−ションでてたので 貼っておこう




 

 1月26日 冷え込み 吹雪く 


 福島大学名誉教授の 真木實彦先生にあい 記録の作り方など話し合い 同時に動画コメントを撮る


 中間貯蔵施設問題など で双葉町長は独自に考え方を出し 辞任に至ったのだが 民主主義とは何かを考えるよい動画データになっていたので 貼り記録しておく


 




福島県における水産物放射能汚染の現状と対応福島県水産試験場長 五十嵐 敏さんの講演動画が公開されていたhttp://www.fms.gr.jp/?module=Movie&action=Detail&eid=4046

 原子力委員会音声 放医研の話し   http://wwwc.cao.go.jp/lib_007/video/teirei_2013_03.html


 1月11日  今の冬は寒さが厳しい

 仙台でmy長男+長女とワイワイしお正月を過ごし 3日〜仕事場に戻り、ずーっと手描きでかいた図面をキャドデータに作る作業をしつづけて いて一般図を書き終える。 建築を考える脳とキャドを使う脳が違うの手描き後にキャド化しているんだがすいすいとは進まない おじいさん建築家だなと自覚し 急がずコツコツ作業を続け中だ。根気の要る作業である(永年サボっていた罰だろう・笑)


■家人 昨年末より病状が悪化しているものに手出しが出来ず 苦悶中 なんともならないが早く暖かい季節になってほしいものだ (かなわぬ事を書いて置こう)

■ 昨夜は ふくしま復興支援フォーラムい参加する。テーマ: 「福島県における水産物放射能汚染の現状と対応 報告者: 五十嵐敏(さとし)さん(写真右福島県水産試験場長であった。 北海道湧別出身の場長さん。司会は福島県の復興ビジョンを策定された鈴木浩(左)先生だった お二人とも2ショット了解いただく

  

内容メモ
1) 試験場の紹介
  小名浜に明治35年開設、日本で二番目に古い(一番岡山)研究員は22名計45名体制で 大忙し。内水面水産試験場は猪苗代にあり連携している。

2)魚介類のモニタリングについて
  県の調査船 県漁連の漁船と連携し 県は同一地点で漁連は魚の種類に合わせて毎週150の検体を木曜日に民報と民友に掲載記事で公開している。原発の南側水深50mのごく浅い海でとれたものが高い。高濃度汚染水が沖合に拡散せず 南の方にながれたと推測中。原発の温排水がいつの季節にも南にながれていたのでそのように流れた。高濃度汚染水の流れと高汚染魚の獲れる場所は一致している。時間による低下傾向にある 100ベクレル越え高い(メバル・カレイ・ヒラメ・スズキ・アイナメ・コモンカズベ) 低い(シラス・カツオ・キチジ・タコ・イカ ナマコ)
3)海水と海底土のモニタリング
 海水は2011年9月 ほとんどの地点でND 海底土は時間とともに低くなっている 原発専用港は著しい汚染が残っている。四ツ倉沖合 毎月水深別に調査している。セシウムは泥シルトに付着し波の流れの作用で南東の沖合に運ばれているようだ 。それがどのように魚に移行していくのか研究中である。生物的半減期は50日で50%減とレポートがあるが 調査結果をみるともうすこし長い時間がかかるようだ。

4)魚の餌の生物調査結果
 餌となる海底に生きる生物を底引き網でとりその後は手作業で分別し検査しているので手間がかかる(人員が不足気味のようす)餌それぞれのデータが示されたが総じて低下している 調査結果は漁業関係者に伝えている
魚の部位別について、内蔵と筋肉どちらにたまるか?の質問が多いが魚の筋肉が高く内蔵は低い アンコウの肝や鱈のキクなどは身より低い

5)試験操業の取り組みについて
相馬で2012年6月から、ミズダコ・シャナギダコ・シライトマキバイで試験操業、生とボイルご共に検査している。築地にも出荷された。 2012年9月から生で出荷キチジ・ケガニ・スルメイカ・ヤリイカ・チヂミエゾボラ・エゾボラモドキ・ナガバイ 201211月から ミギカレイ・アオメイソ・スワイガニ

地元中心に出荷、他産地と変わらず現在は風評被害はない。数値がでないが消費者が受け入れるかどうかは分かっていない

6)課題 モニタリングの継続 魚介類が安全である科学的な根拠をを提示するのが試験場の仕事になるだろう

(俺の質問)どの程度の研究員増が要るか?10人ほど 内水面水産試験場の連携はどうなっているのか?仲間なので随時情報交換している 海外の研究者との連携はどうなっているのか? 放射能汚染を調査している日本にも海外にも専門家はいなかった。


 2013年1月1日 

 新年は 仙台の年越し部屋でむかえた。 my長女+長男より おとしだま おせちも頂き  ありがたし。 両人忙しくって今日から仕事をしている 去年はmy長男 大学の准教授に就任 my長女は医学博士を自力取得。 両人一段落 かつ次のステップへ一歩。 俺は悪あがきしたようだぜ  スリップし続けたように感じるんだが そういう年も あってよい

 

今年は この点を最優先すべき。セシウム都市福島被災民の第一歩の行為

★「原発事故子ども・被災者支援法 中身を自分たちの手でつくりあげるために 活動することが 被災民の第一歩 なんだね」との2月弱で思い当たった。
 ホットスポットの在りか や ホット・デーが来そうな天候を感じる、その感を身につけてしまえば、被曝しないようにまず逃げおき暮らしその後は 放射線量は3年で1/2 10年で1/4に下がる (最高線量からか テルルやヨウ素が消えてからの最高線量値なのか不明だが

 除線工事など10年かかってもよわけで、俺たち被災民が自らの生活を獲得するための(災害弱者の生活を支援する法を自ら充実させる活動が最優先なのだよ


発見  さんなど独立系ジャーナリストには 今年もおおいに期待してます民主主義は保てるのか〜 フクシマ問題の 最後の砦の人々がフリーランス独立ケーのジャーナリスト達なんだ (支援もせずに勝手に思っている俺


今年の初my写真 (元旦のメモと絵)
15万人〜16万人のフクシマ県民が避難しつづけ から俺も 被災者として認定されてた賠償金が支給された。 で 新年になると人々が通常挨拶語とする 例の慣用語を2012年の正月から発することを自分に禁じたいと思い生活している この書き込みは元旦には非礼なんかもしれない 

  

最初に撮影した写真はなぜかセシウム光線を幻視したのでは? の様な絵になった 。セシウム都市福島内的統合失調症患者のようなを付着してる俺のカメラと目玉。

人的発電外 公害によって 哀れな様に落としいれられちゃ...ったものだ311から満二年目が近づく毎に自分では解消できない だれにだって解消できない この空虚な無力感や不快感は満ちるばかりだ。大人げないと不快に思う者は俺のFBを読まなければいいだけだ(と思う)

セシウム都市福島が地上から解消し15万人のフクシマ避難民が安定した生活を手に入れるまで 不快な文をFBに書き続けたい。

忘れていけないのは 
原子力発電所を平凡に爆撃・攻撃すれば、冷却装置などが破壊し電源喪失すると全国各地が アッという間にフクシマ問題で満たされる。原子爆弾の様な事態を抱えて生きる、恐怖の列島に暮らしているということだよ。

 標的が簡単ってことで オープンにして経済力が落ち攻撃されたら 死んでしまうけど世界の倫理を保つための礎の屍覚悟で生きるってことが フクシマ市民の心構えなんだと思います