花田達朗

■20210908 原稿が掲載された『世界』10月号が発売

「関西生コン弾圧と産業労働組合、そしてジャーナリスト・ユニオン」という原稿を7月に書きました。それを月刊誌『世界』(岩波書店)の編集部に送りましたら、採用されて、今日発売された10月号に掲載されました。原稿が長いものだったので、連載3回の扱いとなり、今回掲載分はそのうちの第1回目です。ご関心の方はどうぞ。その書き出しはこんな感じです。

「なぜ『関西生コン事件』で産業労働組合が官憲に弾圧されるのか、なぜ労働界は正面から支援に乗り出さないのか、なぜ有力な労働法学者たちが『戦後最大規模』と言っているほどの労働事件が世の中には知られず、日本『マスコミ』は沈黙しているのか、なぜ日本に産業労働組合としてのジャーナリスト・ユニオンが存在しないのか、その結成は可能なのか、これらの問いを考えるために、まずドイツの産業労働組合がどのようなものであるのかというところから始めたい。」